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Da Nemo(ダ・ネーモー)は辻康介のプロデュース企画です。イタリアのルネサンス・バロック期の音楽を中心に様々な音楽を提示しています。古楽を日本語に訳して歌うことや、異ジャンルの演奏家とのコラボ、多様な演奏環境への挑戦、古楽の音楽様式にヒントを得た作曲、専門的な音楽理論・実践講座・・・等々を通し、古楽を日本の日常生活に取り込む活動をしてきました。

辻康介

辻は、1993年頃からの音楽活動の中で、主宰するグループ名や企画団体名として’’Nemo’’を使ってきましたが、2003年以降、主に次のような演奏グループの活動を行っています。

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辻文栄ソロリサイタル
辻康介と葉山古楽婦人会
sestetto vocale
nemo concertato
Ogmios
南蛮ムジカ
Vis Melodica
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「ネーモーの店・家」あるいは「ネーモーによる」という意味です。’’Da’’はイタリア語、’’Nemo’’はラテン語です。「ネーモー」は、中世フランスの「ネモの物語」(Historia de Nemine)の主人公の名前に由来します。ここでのネーモーは、誰もやらないことをやってしまうトリックスターです。*

*詳細は下記の文献にあります。
バフチーン,ミハイール 1985 「フランソワ・ラブレーの作品と中世・ルネサンスの民衆文化」 川端香男里(訳) 東京:せりか書房,pp.362-364.
バフチン,ミハイル 2007 「フランソワ・ラブレーの作品と中世・ルネサンスの民衆文化」 杉山直人(訳)東京:水声社,pp.537-539.